感染症 CQ NTMによる皮膚軟部組織感染症はいつ疑うか? 【Clinical Question】NTMは土壌や水などの環境中に存在しており、皮膚軟部組織感染で問題となることが知られています。ただ、何でもかんでも鑑別に挙げて抗酸菌培養を行うのはいけてない感じがします。どういう時に疑い検査を追加すべき... 2025.09.18 感染症 CQ
感染症 CQ 非結核性抗酸菌の菌種と感染臓器の対応は? 【Clinical Question】非結核性抗酸菌 NTM は、そこまで遭遇頻度は高くなく、とっつきにくい印象があります。菌種によっては培養条件のサポートが必要であり、起因微生物の想定が診断に重要なことがあります。知識の整理をかねて、感染... 2025.09.14 感染症 CQ
感染症 CQ クリプトコッカス抗原の意義は? 【Clinical Question】クリプトコッカスはCNS、播種性、孤発性肺病変、皮膚病変が代表的なプレゼンテーションとされています。血清クリプトコッカス抗原陽性のコンサルトを受けることがあり、調べてみました。どういう患者でチェックすべ... 2025.09.11 感染症 CQ
感染症 CQ CRBSIでカテ温存したら再発率はどれくらい? 【Clinical Question】CRBSIの治療ではカテーテル抜去が重要ですが、悪性腫瘍の終末期などで抜去せずに治療できればいいなと思う症例は多いです。CRBSI=抜去のような印象はありますが、温存した場合の再発率はどれくらいなのでし... 2025.09.07 感染症 CQ
感染症 CQ 椎体炎のCTガイド下生検は抗菌薬何日休薬する? 【Clinical Question】椎体炎の治療には起因微生物の同定が重要であり、起因菌が分かってないのに抗菌薬が投与されてしまった症例では治療に難渋することがあります。その場合臨床状態が落ち着いていれば、抗菌薬を中止しCTガイド下生検を... 2025.09.06 感染症 CQ未分類
感染症 CQ 化膿性血栓性静脈炎で抗凝固療法は有効か? 【Clinical Question】"化膿性血栓性静脈炎は抗凝固はルーチンで用いない"というのが一般論と思いますが、どういう症例では抗凝固療法を検討すべきなのか、まとめてみます。【Answer】化膿性血栓性静脈炎には、①カテーテル関連化膿... 2025.09.04 感染症 CQ
感染症 CQ 抗菌薬曝露がなければCD腸炎は否定的か? 【Clinical Question】CD腸炎は抗菌薬投与中の発熱・下痢で有名ですが、抗菌薬暴露がなくとも発症しうるのでしょうか。その場合の臨床的に疑うポイントを含めて解説します 【Answer】結論から言うと、CD腸炎は直近の抗菌薬曝露が... 2025.08.28 感染症 CQ
感染症 CQ 整形外科領域のMRSA感染でダプトマイシンを優先的に使用するか? 【Clinical Question】MRSA治療の第一選択はバンコマイシンというのが一般的な認識ですが、整形外科領域でダプトマイシン使用が注目されており、整形外科Drから「MRSAが心配なのでダプトマイシン使いますか?」というような話が出... 2025.08.22 感染症 CQ
感染症 CQ 脊髄硬膜外膿瘍の治療期間は? 中枢移行は必要? 【Clinical Question】脊髄硬膜外膿瘍の治療は抗菌薬+外科的ドレナージが基本であり、教科書的には抗菌薬は髄液移行性のあるものを静注で用いるように記載されています。ただそうすると長期入院が必要であったり、抗菌薬副作用が出てしまっ... 2025.08.18 感染症 CQ
感染症 CQ 非移植患者でCMVアンチゲネミア測定の意義は? 【Clinical Question】CMVは多くの成人で既感染であり、免疫抑制(細胞性免疫不全)により再活性化を生じることが知られています。再活性化による臓器障害を呈することもあり、移植領域ではCMV管理が重要とされていますが、非移植患者... 2025.08.15 感染症 CQ