GIM 大動脈弁狭窄症 AS 大動脈弁狭窄症 ASは一般内科医でも聴診で発見しやすい弁膜症であり、かつ重症例では突然死リスクをきたす早期診断/介入な病態です。内科医として知っておくべき知識をまとめます。 ●ASのスクリーニングASの診断契機としては、外来受診や検診の聴診... 2023.06.04 GIM循環器
GIM 末梢動脈疾患 PAD 末梢動脈疾患 peripheral artery disease PADは、大動脈分岐部、腸骨動脈、膝下動脈、脛骨動脈などの下肢動脈の狭窄を特徴としている。動脈硬化が一般的な原因であり、喫煙歴、糖尿病、高血圧、高脂血症、年齢、家族歴などがリ... 2023.05.17 GIM循環器
GIM 急性冠症候群 Acute coronary syndromes ●ACSの概念急性冠症候群(ACS)は急性/亜急性のプラークの破裂、血栓形成により冠動脈血流障害を生じ、急性発症の胸痛や狭心症症状として現れる症候群である。このような冠動脈内血栓によるACSは発症前に症状を認めない軽度な狭窄病変から生じるこ... 2023.05.09 GIM循環器
GIM 安定狭心症 Stable angina pectoris 虚血性心疾患には安定狭心症、急性冠症候群 ACSなどがありますが、今回は安定性狭心症についてまとめます。 ●診断と評価安定狭心症は、少なくとも2ヶ月間持続する再現性のある狭心症(胸部、首、腕の不快感や圧迫感)が、労作や精神的ストレスによって... 2023.05.05 GIM循環器未分類
GIM AF tachycardiaへの対応 AFは洞結節以外の部位から発生する異所性興奮であり、無秩序な心房活動により不規則な心室反応を引き起こす。その結果QRS波が不整(irregularly regular)に出現する上室性頻拍である。AFは高齢になる程増加し、心不全に合併すると... 2023.04.30 GIM循環器
GIM narrow QRS regular tachycardiaへの対応 頻脈で病棟Callとなることは多いです。narrow QRSの頻脈に対しての対応をまとめます。 ●narrow QRS tachycardiaの鑑別narrow QRS tachycardiaは上室性頻拍であり下記のような種類があります。心... 2023.04.29 GIM循環器
GIM Non-sustained VTを認めたら 夜間病棟当番などでよくあるCallとして「〇〇さんがモニター上で10連のVTがありました」というようなものがあります何を確認しどうすれば良いのでしょうか ●Non-sustained VT(NSVT)についてまずは定義を確認しましょう。「3... 2023.04.23 GIM循環器
GIM 心電図を読めと言われたら 研修医の時、カンファレンスで「じゃあこの心電図を読んでください」と言われることがありますよね。こういうときは"型どおり"に所見を述べることが重要です。"ST上昇は〜"などと始めてしまうと上級医のため息が聞こえてきます。細かい部分は色々あると... 2023.03.14 GIM循環器
GIM うっ血性心不全の除水はどうやって行うか 臨床的にうっ血性心不全と診断し体液貯留を疑えば、除水により前負荷軽減を行う必要があります両下腿浮腫、両側胸水貯留、肺水腫などが認められる患者でどのように前負荷軽減を行うのが良いのでしょうか ①除水の目的/除水必要性の評価 そもそも除水の目的... 2023.03.13 GIM循環器
GIM BNPの使い方 心不全の可能性があるからBNP測定しておいてねどうして心不全なのにBNPを測ってないのという言葉はよく聞かれますが本当に正しいのでしょうか? 「BNPはどういう時に上昇するのか」BNPは脳性ナトリウム利尿ペプチドの略で、左室充満圧の上昇によ... 2023.01.29 GIM循環器